パナヨッタ ・セオトキ-アテシュリ 女史について

プロフィール

パナヨッタ・セオトキ-アテシュリ女史は、地中海の一番東端、シリア沖に浮かぶ美しいキプロス島(現在、キプロス共和国)のニコシアに生まれ、現在も在住している。ダスカロスとして知られるスティリアノス・アテシュリス博士の2人の娘の長女として生を受ける。学校教育以外では、音楽、特にピアノを学んだ。14歳の時に母を亡くし、それ以降、父であるダスカロスに母親代わりで育てられた。

 

 結婚を機に、夫の従事する貿易業に携わり、その間2度の来日経験がある。しかし、長年心に持ち続けてきた使命が浮上してきて、父のサークルやワークを手伝うようになり、父の希望で瞑想を指導するようになった。それ以来長年にわたり、父であるダスカロスのワークやセミナーを無償で手伝い、ダスカロスが指導する多彩な観点からの教えに即した瞑想を指導し、多くの真理の探究者たちが実践的な経験を通して、自らの道を歩めるように導いてきた。

 

 1995年ダスカロスの他界後、父の遺言によりダスカロスのライフ・ワークのすべては、アテシュリ女史の手に委ねられた。父が遺した偉大な教えや瞑想を真摯な真理の探究者たちと分かち合うことがアテシュリ女史の使命となっている。彼女の関心の中心は、人々を癒すヒーリングと言語の研究、そして音楽や絵を描くことにある。世界各国でセミナーを開催し、父であるダスカロスの教えとワークを護り、真に求める人々に与え続けている。そして、父の遺した貴重な資料の編纂・出版、そして彼女自身の著作も多くの言語に翻訳され出版されている。

日本でも、ダスカロス著「エソテリック・プラクティス」(2003年12月初版、ナチュラルスピリット版)の続編にあたる、エクササイズと瞑想に特化されたアテシュリ著「光界への門」(2009年4月、エドコム版)が出版されている。